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2009-04

Jp-Chat Patch更新

今までのバージョンではJp-Chat PatchをModに使用したい場合に、正常に使用できないModがかなり多くなっていました。
この問題を修正するために、パッチの動作を見直してみました。
今回の更新でNezeramontiasやMedian XLなど、有名どころのModには全て対応しました。

現在のバージョンではmpqアーカイバにWinMPQを使用しています。
今日気付いたのですが、WinMPQにはファイル展開時にワイルドカードを使用すると正常に動作しないというバグがありました。
これが原因で、Mod独自のtblファイルやエンターリングメッセージを使用していた場合にそれらが展開されなくなっていました。
この状態でパッチを当てると、独自アイテムやエンターリングを表示するときに正常に表示されなかったりゲームがクラッシュしたりします。
この問題を修正するために、展開時のみmpq2kを使うようにしました。
mpq2kならワイルドカードが正常に動作するので、上記の問題は発生しません。
mpq2kだと環境によっては動作しない場合がありますが、WinMPQのみで解決する方法は無いようなのでmpq2kを使うしかないようです。

mpq2kが動作しない場合はWinMPQを使って手動でファイルを展開するしか無いようです。
Mod制作の知識が無くてやり方が分からない方がいらっしゃいましたら、フォーラムやメールで連絡をください。

Multi-Player Matchups

需要があるかは分かりませんが、フォーラムにMulti-Player Matchupsを復活させてみました。

Diablo II自体がかなり古いゲームだと言うこともあり、Modをプレイする上で一番困るのが一緒にプレイする相手がなかなかいないことだと思います。
そこで、ここで待ち合わせをする事によって一緒にプレイする相手が見つかればいいなと思って復活させました。
私自身も一緒にプレイする相手が欲しいから、と言うのが本音でもありますが。

使い方としてはプレイするModや日付、時間帯などを指定して募集をかけていただく、と言う形になるでしょうか。
メンバーが集まり、プレイを開始する際の連絡にはIRCを使用するのが便利です。

私自身も週末あたりに使いますので、お暇な方は相手をしてやってください。

Jp-Chat PatchおよびJpn to Eng Patch更新

フォーラムやメールでJp-Chat PatchとJpn to Eng Patchが正常に動作していないとの報告を受けていたため、これらの動作を確認して問題点を修正しました。

以前の記事でも書きましたが、不具合のあったバージョンに更新したときにmpqアーカイバをmpq2kからWinMPQに変更しました。
mpq2kとWinMPQは共にコマンドラインでのファイル操作が可能で、書式もほぼ同じになっています。
このため、移行時にmpq2k用のスクリプトをそのままWinMPQ用に転用していました。
これが不具合の原因になっていたようです。

mpq2kとWinMPQではコマンドの書式はほぼ同じであるものの、パラメータの挙動は若干異なっていたようです。
今回の場合はmpqへのファイル挿入コマンドの挙動の違いが原因でした。
異なった点は2つ。

1つ目は単体ファイル挿入時の挙動について。
mpq2kでファイル挿入時にmpq内のパスを指定する場合には、挿入したいディレクトリを指定しておけばファイル名は自動的に元のファイル名と同じになって挿入されました。
これと同じことをWinMPQで行いたい場合は、ファイル名まできちんと記述しないと無名のファイルとして挿入されてしまうようです。

2つ目は/rオプションとワイルドカードを使用した複数ファイル挿入時の挙動について。
mpq2kでは/rオプションを使用して階層を維持したままワイルドカードで複数のディレクトリやファイルを挿入する場合、挿入先の指定時にはmpq内のルートから見たパスを入力しなくてはなりませんでした。
このため、data\local\の中にあるファイルを階層を維持したまま挿入したい場合には挿入先をdata\local\と記述しなければなりませんでした。
WinMPQではルートからではなく、ワイルドカードを記述したディレクトリから見たパスを入力しなければならなくなっていました。
このため、同じ記述のままWinMPQでコマンドを実行した場合には挿入先がdata\local\data\local\になってしまいます。
これを回避するためにWinMPQでは挿入先は指定せず、省略するのが良いようです。

以上のことを考慮してスクリプトを修正しました。
これで正常に動作するようになっていると思います。
もし、これでもまだ動かないようであればまた報告してくださると助かります。

PlugYの設定方法

前回の続き、PlugYの設定方法についてです。

PlugYの便利な機能であるスタッシュ拡張など、いくつかの機能は何も設定しなくても拡張されています。
ですが、このままでは全ての機能を使っているわけではありません。
設定ファイルを編集することによって拡張される機能をさらに追加したり、不要な機能を削除したりすることが可能になります。
この機能を使いこなすことができれば、PlugYをさらに有効に活用することができるようになります。

PlugYの設定はPlugY.iniに保存されています。
設定を変えるには、このファイルを編集すればOKです。
Mod Launch Scriptシリーズを使っている場合にはModごとにPlugY.iniがあるので、Modごとに別の設定をすることが可能になります。

PlugY.iniは特別なソフトが無くても、Windowsに最初から入っているメモ帳で編集することができます。
PlugYiniをダブルクリックするだけでメモ帳で開いて編集することができます。
開くと英語で設定項目が書いてあります。
これを書き換えることによって設定を変えることができるようになります。

まずはどう見ればいいのかを解説します。

開いたときに上の方に書いてあるものはコメントなので、無視してください。
実際の設定項目は

[LAUNCHING]
Param=
Library=PlugY.dll
となっている部分から下になります。
[LAUNCHING]のように[]で囲まれている部分が設定の分類です。
この後に続く項目が何に関わってくる項目か、というのを説明しています。
Param=やLibrary=PlugY.dllのように最後または途中に=がついているものが実際に設定できる項目になります。
設定項目がPlugY.iniに書かれていない場合には、書き足せばちゃんと機能するので必要な項目を書き足してください。。

では、どの項目で何を設定できるのかを解説します。

  • [LAUNCHING]
    • Param=
      コマンドラインオプションを設定できます。
      普段はショートカットを書き換えて使うことになる、-wなどのオプションのことですね。
      いくつか便利そうなものを挙げておきましょう。
      • -w : ウインドウモードでゲームを起動します。
      • -nohide : 常に前面表示でゲームを起動します(Windowsキーを押しても最小化されなくなります、MLS+のみ)。
      • -sleepy : CPUの占有率を下げてゲームを起動します(MLS+のみ)。
      • -skiptobnet : バトルネットのログイン画面が表示された状態でゲームを起動します。
      複数のコマンドを入力する場合には、半角スペースで区切るようにしてください。
      また、Mod Launch Scriptシリーズを利用している場合には変更しても効果がありません。
      Mod Launch Scriptシリーズでコマンドラインオプションを変更したい場合には、MLS.iniまたはMLS+.iniに追加してください。
    • Library=
      読み込むPlugY.dllのパスを指定できますが、通常は変更の必要はありません。
  • [GENERAL]
    • ActivePlugin=
      PlugYを使用するかどうかの設定ができます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • DisableBattleNet=
      PlugYを使用しているときに、Battle.net接続ボタンを無効にする機能を使用するかどうかの設定ができます
      使用するとタイトル画面のBattle.net接続ボタンを押しても何も起こらなくなります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ActiveLogFile=
      詳細なログを記録するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できますが、通常は変更の必要はありません。
    • DllToLoad=
    • DllToLoad2=
      追加で読み込むdllファイルを設定できます。
      D2mod.dllと書き込めば、D2ModSetup.batでdllを書き換えることなくD2Mod Systemを使用したりすることもできます。
      2つまで指定することが可能です。
    • ActiveCommands=
      ゲーム中に使えるPlugY独自コマンドを使用するかどうかを設定します。
      使えるコマンドは以下の通りです。
      • /dlm : 後述するオプションでライフとマナの数値を常に表示しているときに、表示を消すことができます。
        もう一度コマンドを実行するとまた表示されるようになります。
      • /page x : 後述するオプションで拡張されたステータス表示画面を開いているときに、指定したページを開くことができます。
      • /save : ゲームを終了せずにその場でデータをセーブします。
        D2Xが1.11以降のバージョンの場合のみ使用が可能です。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ActiveCheckMemory=
      PlugYの動作でエラーが発生したときに自動的にゲームを終了するかどうかを設定できます。
      1で終了する、0で終了しないに設定できますが、0にすると不具合が出たままプレイすることになるので1のままにしておいた方がいいでしょう。
  • [LANGUAGE]
    • ActiveChangeLanguage=
      起動時に使用する言語を切り替える機能を使用するかどうかを設定できます。
      切り替える言語は次のSelectedLanguageで指定されたものになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できますが、切り替えることによってエラーが出る場合がほとんどなので特に設定の必要はありません。
    • SelectedLanguage=
      上の項目で切り替える言語を指定します。
      ENGで英語、JPNで日本語になります。
  • [SAVEPATH]
    • ActiveSavePathChange=
      セーブフォルダのパスを変更する機能を使用するかどうかを設定できます。
      パスは次のSavePathで指定したパスになります。
      Mod Launch Scriptシリーズを使用していない場合には、Mod別にセーブフォルダを作りたいときに便利です。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • SavePath=
      上の項目で変更するパスを指定します。
      相対パス、絶対パスのどちらでも記述することができます。
      相対パスの場合はDiablo IIフォルダが基準になります。
  • [MAIN SCREEN]
    • ActiveVersionTextChange=
      タイトル画面に表示されているバージョン表示を書き換える機能を使用するかどうかを設定できます。
      表示される文字列は次のVersionTextで指定したものに、文字色はその次のColorOfVersionTextで指定したものになります。
      通常は変更の必要はありませんが、自分で作ったModのバージョンを表示したいときには便利です。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • VersionText=
      上の項目で表示する文字列を指定します。
      半角英数字のみ使用可能で、最大23文字まで表示することができます。
    • ColorOfVersionText=
      上の項目で表示する文字色を指定します。
      0で白、1で赤、4で金など、0から9の間で選べます。
    • ActivePrintPlugYVersion=
      タイトル画面にPiugYのバージョンを表示するかどうかを設定できます。
      文字色は次のColorOfPlugYVersionで指定したものになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ColorOfPlugYVersion=
      上の項目で表示されるPiugYのバージョンの文字色を指定します。
      ColorOfVersionTextのときと同じように記述してください。
  • [STASH]
    • ActiveBigStash=
      スタッシュを10×10に拡大する機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ActiveMultiPageStash=
      スタッシュのページ切り替え機能を使用するかどうかを指定できます。
      使用するとスタッシュに表示される[←][→]ボタンでスタッシュのページを切り替えることができるようになり、大量のアイテムを保管できるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
      使用するに設定した場合には、追加でいくつかのオプションを設定できます。
    • NbPagesPerIndex=
      [|←][→|]ボタンを押したときに移動するページ数を指定できます。
    • NbPagesPerIndex2=
      Shiftキーを押しながら[|←][→|]ボタンを押したときに移動するページ数を指定できます。
    • MaxPersonnalPages=
      ページの最大数を指定できます。
      0にした場合は無限(4,294,967,296ページ)になります。
    • ActiveSharedStash=
      共有スタッシュ機能を使用するかどうかを設定できます。
      この機能はスタッシュのページ切り替え機能を有効にしていないと使用できません。
      使用すると、スタッシュに表示される宝箱ボタンで個人用スタッシュと同じセーブフォルダ内にあるキャラクター全てで共有できる共有スタッシュを切り替えられるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
      使用するに設定した場合には、追加でいくつかのオプションを指定できます。
    • SeparateHardcoreStash=
      ハードコアキャラクターの共有スタッシュとノーマルキャラクターの共有スタッシュを分ける機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • displaySharedSetItemNameInGreen=
      共有スタッシュの中に入っているセットアイテムも自分が持っているものとして扱う機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • MaxSharedPages=
      ページの最大数を指定できます。
      0にした場合は無限(4,294,967,296ページ)になります。
    • ActiveSharedGold=
      お金を共有する機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、スタッシュに表示されるお金ボタンで共有スタッシュにお金を預けたり引き出したりできるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
  • [STATS POINTS]
    • ActiveStatsUnassignment=
      ステータスポイントの再振り分け機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、次のKeyUsedで設定したキーを押しながらステータス振り分けボタンを押すことで振り分けたステータスポイントを振り分ける前に戻すことができるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • KeyUsed=
      上の項目で使用するキーを設定できます。
      17でCtrlキー、18でAltキーになります。
    • ActiveShiftClickLimit=
      Shiftキーを押しながらステータスを振り分けたときに振り分けられるポイントを変更する機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、次のLimitValueToShiftClickで指定した数のポイントだけ振り分けられるようになります。
    • LimitValueToShiftClick=
      上の項目で使用する振り分けられるポイントの数を指定できます。
  • [STAT ON LEVEL UP]
    • ActiveStatPerLevelUp=
      レベルアップ時にもらえるステータスポイントを変更する機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、次のStatPerLevelUpで指定した数のポイントがもらえるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できますが、ゲームバランスを崩してしまうのを考慮した上で使用してください。
    • StatPerLevelUp=
      上の項目で使用するもらえるステータスポイントを指定できます。
  • [SKILLS POINTS]
    • ActiveSkillsUnassignment=
      スキルポイントの再振り分け機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、スキルツリーに表示される[x]ボタンで振り分けたスキルポイントを全て振り分ける前に戻すことができるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ActiveSkillsUnassignmentOneForOne=
      再振り分けするとポイントがおかしくなるModでも正常に再振り分けをすることを可能にする機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
  • [SKILL ON LEVEL UP]
    • ActiveSkillPerLevelUp=
      レベルアップ時にもらえるスキルポイントを変更する機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、次のSkillPerLevelUpで指定した数のスキルポイントがもらえるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できますが、ゲームバランスを崩してしまうのを考慮した上で使用してください。
    • SkillPerLevelUp=
      上の項目で使用するもらえるスキルポイントを指定できます。
  • [WORLD EVENT]
    • ActiveWorldEvent=
      オープンでもワールドイベントを発生させる機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
      使用するに設定した場合には、追加でいくつかのオプションを指定できます。
    • ShowCounterInAllDifficulty=
      Stone of Jordan(ヨルダンの石)を売ったというメッセージを全ての難易度で表示する機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用しない場合にはHell難易度でのみメッセージが表示されます。
      また、使用してもNormalやNightmareでDCが出現するようになるわけではないのであまり意味はありません。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ItemsToSell=
      トリガーとなるアイテムを変更できます。
      アイテムコードによる直接指定の他に、Cubemain.txtなどに使われているweap,rarなどの書式でも指定が可能です。
      ここを変更しても表示されるメッセージはStone of Jordan(ヨルダンの石)のままになるので注意してください。
    • MonsterID=
      ワールドイベントで出現するモンスターを変更できます。
      monstats.txtのIDで指定します。
    • OwnSOJSoldChargeFor=
      トリガーとなるアイテムを自分で売った場合にカウントされる数を変更できます。
    • InititalSOJSoldMin=
    • InititalSOJSoldMax=
      ゲーム起動時にトリガーとなるアイテムを売った数として最初からカウントされている数を変更できます。
      InititalSOJSoldMinが最小値、InititalSOJSoldMaxが最大値となり、この値からランダムで決まるようになります。
    • TriggerAtEachSOJSoldMin=
    • TriggerAtEachSOJSoldMax=
    • ワールドイベントを発生させるために必要なカウント数を変更できます。
      TriggerAtEachSOJSoldMinが最小値、TriggerAtEachSOJSoldMaxが最大値となり、この値からランダムで決まるようになります。
    • ActiveAutoSell=
      自分で売らなくても自動的にトリガーとなるアイテムが売られる機能を使用するかどうかを設定できます。
      売られる頻度は次のTimeBeforeAutoSellMinおよびTimeBeforeAutoSellMax=で指定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • TimeBeforeAutoSellMin=
    • TimeBeforeAutoSellMax=
      上の項目で使用する自動的に売られる頻度を秒数で指定できます。
      TimeBeforeAutoSellMinが最小値、TimeBeforeAutoSellMaxが最大値となり、この値からランダムで決まるようになります。
  • [UBER QUEST]
    • オープンでもユーバークエストを発生させる機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
  • [INTERFACE]
    • ステータス表示画面で通常は表示されないステータスを表示できるようにする機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、ステータス表示画面に表示される[←][→]ボタンでページを切り替えることができるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • SelectMainPageOnOpenning=
      拡張ステータス画面を使用する場合に、ステータス画面を開きなおした場合に最初のページに戻る機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用しない場合には最後に開いたページが保存され、開きなおしたときにそのページが開くようになります。
  • [EXTRA]
    • ActiveLaunchAnyNumberOfLOD=
      D2Xの多重起動を可能にする機能を使用するかどうかを設定します。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。 ただし、MLSシリーズを使用している場合には不具合が出るので0にしておいてください。
    • AlwaysRegenMapInSP=
      シングルプレイでもマルチプレイのようにゲームを始めるたびにマップがリセットされる機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • NBPlayersByDefault=
      ゲーム開始時に自動的に/players xコマンドを実行する機能を使用するかどうかを設定できます。
      0で使用しないに設定でき、1から8の間の値にするとその値の/players xコマンドが実行されるように設定できます。
    • ActiveDisplayItemLevel=
      全ての装備にアイテムレベルを表示する機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • AlwaysDisplayLifeAndManaValues=
      ライフとマナの数値を常に表示することができる機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • EnabledTXTFilesWhenMSExcelOpenIt=
      Miscrosoft Excelでexcelフォルダのtxtを開くと勝手にファイルが修正されてしまい、正常に動作しなくなります。
      これを修正された状態でも正常に動作するようにする機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できますが、通常は変更の必要はありません。
    • ActiveDisplayBaseStatsValue=
      ステータス振り分け画面でアイテムによるブーストを含まない素の状態でのステータスを表示する機能を使用するかどうかを設定できます。
      使用すると、ステータス振り分けボタンにカーソルを合わせたときにブーストを含まないステータスとそのステータスの初期値が表示されるようになります。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ActiveLadderRunewords=
      レルム専用(ラダー専用を含む)のルーンワードをオープンでも発動可能にする機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。
    • ActiveCowPortalWhenCowKingWasKilled=
      Cow King(牛の王)を殺してしまってもMoo Moo Farm(モーモー牧場)へのポータルを出現させることができる機能を使用するかどうかを設定できます。
      1で使用する、0で使用しないに設定できます。

    非常に長くなってしまいましたが、以上が設定可能な項目になります。

    自分好みにカスタマイズして、より快適にゲームを楽しみましょう。

PlugYの導入方法

検索サイトからPlugYで検索して来られている方が結構いらっしゃるようなので、PlugYの導入方法や設定方法の解説でもしてみようかと思います。

導入方法ですが、Mod Launch Scriptシリーズを使用する場合にはインストール方法が通常とは異なるので別途説明します。

まずは通常のインストール方法から。
インストールする前に、現在使用しているD2Xのバージョンを確認してください。
PlugYが対応しているD2Xのバージョンは1.09~1.13cなので、1.08以前のバージョンではインストールできません。
これらのバージョンのD2Xを使用している場合には、まず最初にD2Xのバージョンを1.09~1.13cの間で使いたいバージョンに切り替えてください。
切り替えには公式のパッチや当サイトで公開しているChange Version Script、Bahamut Tearさんで公開されているChange Ver Setなどを利用してください。
公式のパッチを利用する場合には現在のバージョンより古いバージョンに切り替えることはできないので、この場合にはD2Xを再インストールしてから目的のパッチを当ててください。

準備が完了したら、公式サイトからPlugY, The Survival Kit 10.00をダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、PlugY_The_Survival_Kit_v10.00.exeを実行してインストールしてください。
インストール時にいくつか設定項目が出てきますが、通常はそのままで構いません。
D2Xのインストール先を変更している場合のみ、PlugYのインストール先も同じように変更してください。
以上でインストールは完了です。

インストールが正常に完了していれば、デスクトップとスタートメニューにショートカットが作成されています。
このショートカットからゲームを起動すれば、PlugYが適用された状態でゲームが起動します。
アンインストールしたい場合には、スタートメニューからUninstallを選択すればアンインストールされます。

ModでPlugYを使いたい場合には、PlugYがインストールされた状態でModをインストールしてください。
ModのインストールはMod Launch Scriptなどを使わず、通常の方法(Diablo IIフォルダのpatch.d2を上書きする方法)で行ってください。
インストール後にPlugYのショートカットからゲームを起動すれば、PlugYが適用された状態でModが起動します。

次に、Mod Launch Scriptシリーズを利用する場合のインストール方法について。

インストールする前に、通常の方法のときと同じようにD2Xのバージョンを確認しておいてください。
Plusの場合には、Plusを使わずに起動した場合にもPlugYを使いたい場合のみD2XのバージョンをPlugYが使えるバージョンにしておいてください。
Modでのみ使う場合には気にしなくても構いません。

準備が完了したら、、公式サイトからZip versionをダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、PlugY_The_Survival_Kit_v10.00.zipを解凍してください。
ここからの作業はD2X本体にPlugYをインストールする作業なので、Modでのみ使う場合には飛ばしてください。
解凍が完了したら、出てきたファイルの中からPlugYフォルダとPlugY.dll、PlugY.ini、PatchD2gfxDll.exe、RestoreD2gfxDll.exeの4つのファイルをDiablo IIフォルダにコピーしてください。
コピーが完了したら、PatchD2gfxDll.exeを実行してください。
実行するとメッセージボックスが表示されるので、「はい」を選んでください。
「はい」を選ぶとさらにメッセージボックスが表示されるので、「OK」を選んでください。
以上でD2X本体へのインストールは完了です。

インストールが正常に完了していれば、PlugYが適用された状態でゲームが起動するようになっています。
あとはModのフォルダにPlugY.iniをコピーすれば、Mod Launch Scriptシリーズを使用した場合にもPlugYが適用されるようになります。
アンインストールしたい場合にはRestoreD2gfxDll.exeを実行したあと、インストール時にコピーしたフォルダとファイルを削除してください。

ModでのみPlugYを使う場合には、こちらの方法でインストールを行ってください。

Mod Launch Scriptの場合はPlugY_The_Survival_Kit_v10.00.zipの解凍が完了したら、PlugYフォルダとPlugY.dll、PlugY.ini、PatchD2gfxDll.exe、RestoreD2gfxDll.exeの4つのファイルをModのフォルダにコピーしてください。
コピーが完了したら、Diablo IIフォルダからModのフォルダにD2gfx.dllをコピーしてください。
D2gfx.dllのコピーが完了したら、D2X本体にPlugYをインストールする場合と同じようにPatchD2gfxDll.exeを実行してください。
以上でインストールは完了です。

インストールが正常に完了していれば、PlugYが適用された状態でModが起動するようになっています。
アンインストールしたい場合にはRestoreD2gfxDll.exeを実行したあと、インストール時にコピーしたフォルダとファイルを削除してください。

Plusの場合にはPlugY_The_Survival_Kit_v10.00.zipの解凍が完了したら、PlugYフォルダとPlugY.dll、PlugY.iniの2つのファイルをModのフォルダにコピーしてください。
以上でインストールは完了です。

Plusの場合には上記の方法の他にPlugYフォルダとPlugY.dllをDiablo IIフォルダにコピーして、PiugY.iniのみをModフォルダにコピーする方法でもインストールが可能です。
こちらの方法だと、複数のModにインストールしたい場合にコピーするファイルが減るので少し楽かもしれません。

インストールが正常に完了していれば、PlugYが適用された状態でModが起動するようになっています。
アンインストールしたい場合には、インストール時にコピーしたフォルダとファイルを削除してください。

導入方法だけでかなり長くなってしまったので、設定方法については次の記事に書くことにします。

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